札幌南青洲病院 看護部

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看護部からのお知らせ

ホスピスの七夕会に想う

昨年の七夕会は流しそうめんをして、ずいぶん驚いたものだけど、今年はお祭りにするという。
まったくいろんなことを考えるよね、ホスピスのナースたち。
どんな内容かは当日のお楽しみ、私は一切口を出しません。

あ、今回は法被を買ってほしいと頼まれましたっけ。
来月の病院祭でも使えるし。
院長、ありがとうございます!(^^)!

ひと月ほど前から短冊飾りが用意されて、少しずつ準備がされていましたが、当日朝イチのラウンドで、ホスピスのデイルームが一気に様変わり。大きな文字が飾り付けられて、期待が高まります。
たこやき・わたあめ・かき氷・スイカ・ヨーヨー釣り。


段ボールで作ったくじ引きもあります。
きっと夜中に作ったんだネ。ごくろうさま。

音楽療法士のK先生が、ピアノを弾いて幕開けです。
研修医の先生や事務の実習生、それから釧路から見学に来てくれた看護師さんたちの力も借りて、皆がそれぞれの持ち場で最高のモノを作り、すてきな笑顔でおもてなしをしようとしています。
研修医の先生のコーヒーを運ぶ姿がやけにスマート!(カフェでアルバイトの経験があったとか)


ボランティアさんは、「今年のスイカの切り方を見てください!」と言います。
たしかに!進化系ですね。持ちやすくて楽しい!


しばらくして師長さんがピアノの前に座り、「上を向いて歩こう」を弾きはじめました。
「え?師長さんが?」とみんなが注目し、弾き終えた瞬間大きな拍手が沸きました。
狭い会場に集った患者さんやご家族、職員たちに一体感がふわっと立ち上った感じがしました。

 

ケアワーカーさんが他病棟の患者さんを連れてきてくれて、たこやきやかき氷を味わっていただきました。
手が硬縮している患者さんにわたあめを差し向けると、わたあめの割りばしを受け取ろうと体を前にしようとします。
ご家族の方がそれを支えてなんとか持つ格好にして、わたあめにパクリ。
こういう瞬間を写真に撮り、プレゼントをする。
その写真を病室に飾ると、その場に居合わせなかった人にもうれしさが伝わって、見ている人も笑顔になります。

「わたあめなんて子供の頃以来だった。おいしいもんだな~」と男性の患者さん。
「食事があんまり食べられなかったのに、かき氷が美味しくてつい全部食べられました」とご家族。

味や体験や楽しかったことが心に残り、写真を見てまた思い出し、そうして日々紡いでいく。
時にはそのことが薬よりも効果的だったりします。

今日もこのブログに来ていただきありがとうございます。
人のヨロコビが自分たちのヨロコビになるね。これこそが最高の報酬。