理事長挨拶

理事長

札幌医療生活協同組合 理事長    前野 宏

みなさまこんにちは。
札幌医療生活協同組合は「生命(いのち)だけは平等だ」と「ホスピスのこころを大切に」という二つの理念を持っております。
前者は、徳洲会グループ共通の理念で、いつでも誰でもどこでも受けられる医療を目指しております。後者は、札幌医療生活協同組合に特有の理念で、患者さんも医療者も同じ弱さを持った人間として平等であるということを表しております。すなわち、医療者ができるだけ患者さん目線で患者さん・ご家族の苦痛・希望をお聞きし、対応することを目指しております。
札幌南青洲病院は、主に清田区の地域の皆様がかかりつけの医療機関として気軽にかかることができるようにほぼ全ての内科疾患に対応しております。また、透析医療、リハビリも充実しており、専門のスタッフが対応致します。また、認知症の専門外来(「福寿草外来」)では、専門医が対応しております。
当院のもう一つの柱は緩和ケアで、2003年に緩和ケア病棟がオープンし、専門病棟でのケアを開始致しました。また、2008年に道内では初の在宅緩和ケア専門の診療所であるホームケアクリニック札幌が創設され、当診療所と連携することにより、緩和ケア病棟でも在宅でも患者さんが望めばどちらでも質の高い緩和ケアが提供できる体制が整いました。このような体制を提供できる施設は道内では他には無く、我が国においても数少ないものです。
我が国はいわゆる「2025年問題」と言われる超高齢、多死社会を迎えつつあります。今後、少子化、老々介護、独居高齢者といった問題が顕在化する中、当院はたとえ末期がんのような困難な状況であっても、患者さんが安心して終末期を迎えることができる地域社会を構築するために地域医療の一翼を担って行きたいと願っております。職員一同、努力する所存ですので何卒よろしくお願い致します。

2016年1月
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